片口 径8cm 高9cm 容量180cc
盃 径5cm 高4cm
片口、ぐい呑とも亀の甲羅の文様、亀甲文を全面に描き込んだ酒器揃えです。大変な仕事ですね。
正面には小さくかわいい亀がいます。亀甲文は亀の甲羅のように固く身を守り健康や長寿の縁起のよい文様とされています。鶴は千年、亀は万年は皆さんご存知のことわざですね。
九谷焼では片口が少ないので、ろくろ場に出向いて、かたちから新しく手づくりして頂きました。ぷっくりと丸みを帯びたかたちはなんとも言えないかわいらしさがあります。
全体を亀甲文でまとった片口。これを全部描くのは大変な作業です。ろくろ引きによる丸っこいラインが愛らしいです。 正面にかわいい亀がいます。癒される。 |
小さめサイズの亀甲文はさらに小さく、細かくなります。 こちらはぐい呑の底に亀がいますね。 |
片口はゆうに180cc入ります。いわゆる一合徳利です。 どこにもない、オリジナルの片口酒器です。 |
|
鈴木晶子 陶歴
1969 福井県生まれ
1992 金沢大学文学部考古学コース卒業
1993 九谷焼技術研修所基礎コース卒業
1998 独立
2001 九谷焼自立支援工房入所
2004 能美市緑ヶ丘にて陶房「あのじ屋」を開く